コーヒー・茶類は染み抜き依頼で多い事例ですが、これらのシミがご家庭で洗濯しても落ちない理由は、そのシミの色素が落ちないことが原因です。

コーヒーや茶類は、洗濯ではシミの色素が落とせない

洗濯機で洗える衣類にコーヒーなどのシミが付いた場合、お洗濯をしても茶色いようなシミが残ってしまったという経験がある方は非常に多いかと思います。

これは、シミの色素がお洗濯で落とすことが出来ないことが理由です。

この色素のシミは、プロの染み抜き店でないと落とせないシミですので、ネットの検索で出てくる家庭で出来る染み抜きなどの情報を鵜呑みにせず、無理をしない方が良いかと思います。

 

ジャケット コーヒーのシミ 染み抜き・クリーニング前

 

綿とポリエステルが混紡されたジャケットに、コーヒーのシミがたっぷり付いています。

コーヒーの色素はプロの漂白作業が必要になる

コーヒーの色素のシミを抜くこと自体はそれほど難しいシミ抜きではないのですが、このように縞の柄がある衣類の場合、色素を抜く染み抜きで無理をすると、柄の色抜けや消失などが起こる可能性が高くなりますので、慎重に染み抜き作業を行う必要があります。

ネットの情報を信じて漂白剤などを使って染み抜きすると、大事なお洋服の柄や色が抜けて着られない状態になるという悲劇が起こることもありますので、くれぐれも安易に家庭染み抜きを行うことは避けてください。

 

ジャケット コーヒーのシミ 染み抜き・クリーニング後

 

なをし屋はもちろん染み抜きのプロですので、柄や染色を傷めることはなく染み抜き出来ました。

【参考価格】画像部分の染み抜き 6,000円程度(税別)
※注※染み抜きは生地の素材・色合い、シミの濃さなどによって金額が変わってきます。あくまで一例の参考価格としてお考えください。クリーニングその他加工は別途料金がかかります。)