着物は裾が長めなので、何かの拍子に着ている着物の裾を自分で踏んづけてしまうということがあります。
私も着物を着ますが、階段を上がっている時などに着物の裾を踏んでしまうことがしばしばあります。
着物を着る時は足元が草履ですので、普段履いている靴に比べて余計に歩きにくい面があり、やはりその辺りもあるのではないかと思います。
着物の裾を踏むと、道路の黒い汚れが付く
道路上や建物などの通路上には、様々な汚れが地面に存在しています。排気ガスの煤、砂ぼこり、何かの油分などなど・・・
それらの汚れが混ざり合って、黒い汚れとなっています。
このシミも、着物を着ていて歩いておられる時に、裾を草履で踏んでしまって、真っ黒な汚れが付いてしまったそうです。
足で踏んだシミは主に油性のシミになる
このように、足で踏んでしまって付いた汚れというのは、ほとんどの場合、油性のシミとなります。
ですので、このようなシミが付いた時に、ご自分で水を使って染み抜きを試みたりすると、プロの手にかかれば綺麗に落ちるシミだったのが、落ちにくくなってしまう危険性があります。
また、絹の着物の場合、水で濡らして擦ったりすると、生地の表面が毛羽立ちを起こし、プロが頑張って修正しても、完全には元に戻せない状態になります。
汚れが付いても何もせずにお任せいただけたので、綺麗に落とすことが出来ました。
【参考価格】画像部分のシミの染み抜き 10,000円程度(税別)
(※注※染み抜きは生地の素材・色合い、シミの濃さなどによって金額が変わってきます。あくまで一例の参考価格としてお考えください。クリーニングその他加工は別途料金がかかります。)